不法滞在外国人を取り調べるなどの仕事
【資格内容】
全国の地方入国管理局・同支局・同出張所、各入国者収容所、入国管理センターにおいて、①不法入国者、不法残留者などの違反事件の調査、②収容令書、退去強制令書などを発付された外国人の収補、収容、護送、送還、③入国者収容所入国管理センターなどにおける被収容者の処遇、施設の警備などのが主な業務となります。
【受験資格】
1次試験の実施年度の4月1日現在、17歳以上23歳未満の者。
なお、次のいずれかに該当する者は不合格とする。
①身長が男子160cm、女子148cmに満たない者。
②体重が男子47㎏、女子40㎏に満たない者。
③裸眼視力がどちらか一眼でも0.6に満たない者(ただし、矯正視力が1.0以上の者は差し支えない)。
④色覚に異常のある者。
⑤四肢の運動機能に異常ある者。
試験内容
1次/
①教養試験(多肢選択式)
(一般的な知識29題、及び知能10題、判断推理9題、数的推理5題、資料解釈2題についての筆記試験)。
②作文試験(文章による表現力、課題に関する理解力などについての筆記試験。最終合格者の決定の際に他の試験の成績と総合される。
2次/
①人物試験(人柄などについての個別面接)。
②身体検査(主として胸部疾患、血圧、尿、一般内科系検査)。
③身体測定(身長、体重、視力、色覚の測定)。
④体力測定(身長の筋持久力、瞬発力についての検査)。
【おすすめ書籍】
入国管理局の仕事―入国審査官・入国警備官になるために (NARI‐TORI BOOK)