外交事務を担う中堅外交官
【資格内容】
外務省では、約40の外国語の専門家を養成しており、また多様化した国際情勢に応えるため、多くの地域・分野別の専門家の養成に力を入れています。
外務省専門職員採用試験から採用された職員は、入省2年目から2~3年間の在外研修を受け、研修終了後は、研修を受けた国の在外公館の館務につくか、あるいは研修語を国語(又は通用語)とする別の国にある在外公館に転勤になります。
その後は、おおむね5~6年ごとに本省勤務と在外公館を繰り返し、その言語が使用されている国や地域の社会、文化、歴史などに精通した国・地域別の専門家として、あるいは経済・経済協力、軍縮などの分野別の専門家として活躍することが期待されています。
【受験資格】
試験実施年度の4月1日現在、20歳以上29歳未満の者(学歴不問)。又は実施年度の4月1日現在、20歳未満で試験実施年度の3月までに短大・高等専門学校卒業見込みの者、及び人事院がこれと同等の資格があると認めた者。
【おすすめ書籍】
公務員試験 外交官(外務省専門職員)試験問題と対策―本試験過去問収録 (公務員試験)