東京消防庁消防官Ⅰ類

暮らしを守る安全のプロフェッショナル

【資格内容】
マンモス都市東京は過密化や建築物の高層化、深層化などにともない災害発生状況が複雑、多様になってきています。
それと共に消防の業務も多岐にわたっています。
主な職務は次の通りです。
①火災等の防除・鎮圧・救助、救急等。
ただし女性消防官については、毒劇物等に係る特殊な災害活動業務への従事制限があります。
②建物の安全指導、火災予防査察、危険物施設の安全対策、事業所の防火管理指導、火災原因調査等。
③都市生活の安全確保、高齢者、障害者の安全確保、消防広報等。
④消防車両・機器の整備等。
⑤震災対策、防災訓練指導、消防水利の整備等。
⑥その他消防行政に関する業務。
【受験資格】
試験実施年の翌年4月1日現在で、22歳以上30歳未満の大学卒業程度の学力を有する者。22歳未満で大学を卒業(見込みを含む)した人。
日本国籍を有し、地方公務員法第16条に該当しない人。
試験内容
1次/
①教養試験(消防官として必要な一般教養について大学卒業程度の問題。5枝択一式)。
②論文試験(課題式)
③適性検査。
2次/
①身体・体力検査(消防官として職務遂行に必要な身体、体力及び健康度を検査します。主に基準は次の通りです。
身長:おおむね160cm(女性155cm)以上。
胸囲:身長のおおむね2分の1以上。
体重:おおむね50㎏(女性45㎏)以上。
視力:矯正視力を含み、両眼で0.7以上かつ一眼で各々0.3以上あること。
赤色、青色及び黄色の色彩の識別ができること。
聴力:正常であること(オージオメータを使用し、純音聴力検査により実施する)。
肺活量:おおむね3.000cc(女性2.500cc)以上。
その他。
②口述試験(面接)
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