コンクリート診断士

コンクリートの診断・維持管理

【資格内容】
社会資本としてコンクリートは、すでに90億㎡余と膨大な量がストックされている。
これらのコンクリートは年月を経ると様々な要因で劣化がはじまるが、適切な処置を講ずることにより構造物としての寿命を延ばすことが可能である。
コンクリート診断士とは、(社)日本コンクリート工学協会によって認定されるコンクリート診断・維持管理の知識・技術を保有したエキスパートである。
これまでのコンクリート資格とは異なり、コンクリート診断士は膨大な既存構造物コンクリートを対象にしているので、需要は多い。
【受験資格】
2010年度より受験資格改定。
コンクリート技士・主任技士、一級建築士・技術士(建設部門)・一級(土木・建築)施行管理技士(要管理技術者資格者証)の登録者、その他、学歴により必要実務経験年数が変動する。
また、コンクリート診断士講習会(二日間)の受講が必須(二年間のみ有効)。全国9都市で四月に開催され、開催地により期日が異なる。
受講料は21000円(テキスト代含む)。
【おすすめ書籍】
コンクリート診断士試験完全攻略問題集2011年版 [単行本] / 辻幸和, 安藤哲也, 地頭薗博, 十河茂幸, 鳥取誠一 (著); 種田匡延 (編集); セメントジャーナル社 (刊)
コンクリート診断士試験合格指南〈2011年版〉 [単行本] / 十河 茂幸, 平田 隆祥 (著...