公害防止管理者

未然に公害を防ぎ、自然環境を守る

【資格内容】
ばい煙、汚水、騒音、振動などを発生する特定の事業所(工場など)で、公害から環境保全に尽力するという社会的責務を担い、公害防止の監督や技術的な改善措置、さらに役所や地域住民に対する公害対策の窓口として重要な役割を果たす。
公害防止主任管理者は、公害防止管理者を指揮する役割を担い、公害防止管理者は公害発生施設または公害防止施設の運転、維持、管理、燃料、原材料の検査等を行う。
主な業務としては、以下のようなものがあげられます。
①ばい煙発生施設では使用する燃料原材料の検査や、ばい煙量の測定。
②汚水排出施設では、使用する原材料の検査や排出水の汚染状態の測定。
③騒音発生施設では、騒音発生施設の配置の改善やその他、所定の技術的事項。
④振動発生施設では、振動発生施設の配置の改善やその他、所定の技術的事項。
⑤特定粉じん発生施設では、使用する原材料の検査や粉じん濃度の測定など。
⑥一般粉じん施設では、使用する原材料の検査やその他の技術的な事項。
【受験資格】
特に制限なし。誰でも受験できる。なお、平成18年度より科目別合格制がとられる。
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