ITサービスマネージャー試験

情報システムの運用・管理に従事

【資格内容】
対象は、高度IT人材として確立した専門分野をもち、情報システム全体について、安定稼動を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者。
ITサービスの品質とコスト効率の継続的な向上を目的としてITサービスをマネジメントする業務に従事し、次の役割を主導的に果たすとともに、下位者を指導する技術者が想定されている。
①運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのリーダーとして、サービスサポートとサービスデリバリのプロセスを整備・実行し、最適なコストと品質で顧客にITサービスを提供する。
②アプリケーションに関するライフサイクル管理のうち、システムの受け入れ、運用などを行う。
また、環境開発を含めて安心した情報システム基盤を提供し、効率的なシステムとの運用管理を行う。
③ITサービスとマネジメントプロセスの継続的改善を行う。
ITサービスの実施状況を顧客に報告するとともに、顧客満足度向上を図る。
④情報セキュリティーポリシーの運用と管理、情報セキュリティインシデント管理を行い、ITサービス活動の中で情報セキュリティを効果的に管理する。
⑤顧客の設備要件に合致したハードウェアの導入、ソフトウェアの導入、カスタマイズ、保守および修理を実施する。また、データセンター施設のファシリティマネジメントを行う。
【受験資格】
特に制限はなし。
【おすすめ書籍】
ITサービスマネージャ 完全攻略テキスト―情報処理技術者試験対策 [単行本] / TAC情報処理技術者講座 (著); TAC出版 (刊)
徹底解説 ITサービスマネージャ本試験問題〈2009〉 (情報処理技術者試験対策書) [単行本...