大学医学部を卒業することが前提条件
【資格内容】
医師の仕事は肉体的、精神的に病んでいる人々を治療し、健康な身体に戻してあげることにある。
現代の医療には数多く医療技術者がかかわっているが、その中で中心的な役割を担うのが医師であり、その意味からも医師の患者に対する責任は極めて重い。
いかにチームワークよく医療を実践できるかは医師が他の医療技術者との関係をどう考え、対応していくかにかかっている。
また。医師がチームのリーダであることは同時にチームの中で患者の生命にに大して最大の責任を負っていることを意味します。
この責任をリーダーとして遂行していくところに医師の使命があり、また生きがいでもあります。
医師の仕事場は広範囲にわたっており、診療所(医院)や病院などで患者を治療する臨床医と大学などの研究機関で医学の研究にあたる医学研究者に大別されます。
職務面で独特のものには、診療に携わらない行政官の他、死体解剖医や沖縄県だけにいる医輔があります。
なお、現行の医療法で定められている診察科は31科となっています。受験にあたっては、要項が官報で告示されています。
【受験資格】
①大学において医学の正規の課程を修め卒業した者(試験年度の3月31日までに卒業見込みの者を含む。)
②医師国家試験予備試験の合格者で、合格後1年以上、診療及び公衆衛生に関する実地修練を経た者(試験年度の3月19日までに実地修練を終える見込みの者を含む)。
③外国の医学校を卒業し、又は外国で医師免許を得た者で、厚生労働大臣が前項①②に揚げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ適当であると認定した者。
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