通関士

複雑な通関業務を代行するエキスパート

【資格内容】
国際貿易に際し、輸出入者は必ず税関に申告し許可を取ること、つまり通関手続きが必要となるが、複雑なため手続き一手に引き受ける業務の代理・代行業者に委託する。
通関業者はその手続きを行う専任者を必ず、一名以上置くように法律で定められており、その専任者が通関士である。
貿易業務のうちの通関と、輸入税務を担当する専門家として従事する。
資格を取得して通関業者に就職し、税関長に確認されてはじめて通関士として働くことができる。
仕事の具体的な内容としては貿易会社などからの依頼に応じて、保税蔵置場もしくは保税工場に外国貨物を置くことの承認申請書、税関に提出する通関書類の審査を行う。
さらに、税関が行う調査、検査もしくは処分などについて、税関に対して主張、陳述することも職務に含まれる。
【受験資格】
年齢や国籍による制限はなし。
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