空間情報統括監理技術者

新しい測量技術の提案業務の専門家

【資格内容】
測量の技術領域が空間位置と関連づけた様々な情報を扱う技術へと発展し、利用される領域が国土から社会生活に至るまでの広がりを見せている。
国土監理に必要な様々な業務を効果的に遂行するため、空間情報分野に関する高度な専門知識と豊富な知見・経験を有し、かつ空間情報を利活用する要求に対して、問題抽出・分析に基づく要求仕様の策定、運用管理の立案、様々な技術・技術者のコーディネイト等の行うに十分な能力を有する者として認定する。
この試験に合格すると、測量上級主任技師の職種と同等クラスの技術者として認定され、各種提案型入札業務における発注機関の指名の際の技術者の評価要素として、利用されることを期待できます。
【受験資格】
①測量士の資格を有すること
②技術士の資格、または博士号の称号、またはこれらと同等の能力を有すること
③空間情報関連業務に15年以上従事し、かつ当該業務の責任者(原則として主任技術者)を2回経験していること。
試験内容
①空間情報技術に関連する知識および経験を有しているか、②空間情報技術の応用力・構想力・提案力・説得力・監理力を有しているか、③業務を遂行できる人格・責任感・リダーシップを有しているかを筆記試験および面接試験で問う。
【おすすめ書籍】

実践空間情報論 -地理情報システム入門のための-


コミュニケーション――自由な情報空間とは何か (自由への問い 第4巻)