建築施工管理の専門家として将来有望
【資格内容】
建築工事の施工技術の高度化、多様化、専門化にともない、建築施工管理技士の重要性はますます高くなっています。
工事を実施するにあたり、施工計画、施工図の作成、工程・品質・安全管理など工事の管理を、高度な知識と技術をもって的確に行うことを要求されます。
有資格者は、建築施工の専門家として活躍の場も幅広い。
1級建築施工管理技士の資格を取得することで、一般建設業、特定建設業の許可基準の専任の技術者、主任技術者及び監理技術者になれます。
1級建築施工管理技士が特定建設業の営業所の専任技術者(又は監理技術者)となりうる建設工事の種類は以下の通りです。
建築一式工事、大工工事、左官工事、とび、土工・コンクリート工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事。
【受験資格】
学歴別に次に記す業務経験年数(そのうち指導監督的実務経験を1年以上含む)。
①大学卒業後3年(指定学科以外は4年6ヶ月)以上の実務経験を有する者。
②短大、高等専門学校卒業後5年(指定学科以外は7年6ヶ月)以上の実務経験を有する者。
③2級建築施工管理技士検定合格証明書の交付を受けた後又は2級建築士試験合格後、5年以上の実務経験を有する者。
④2級建築施工管理技術検定合格証明書交付後5年未満で、高等学校卒業後9年以上(指定学科以外は10年6ヶ月)の実務経験を有する者。
⑤その他は14年以上の実務経験が必要です。
実地試験の受験資格者は次のとおりです。
①学科試験の合格者(前年度の学科合格者を含む)。
②建築士法による1級建築士試験に合格した者で、1級建築施工管理技士検定学科試験の受験資格を併せて有する者。
【おすすめ書籍】
1級建築施工管理技士図解テキスト〈3〉施工管理法