和裁の技術を磨いて家庭でも仕事でも役立てる
【資格内容】
着物や浴衣などを縫う和裁技術を検定する試験です。
1級から4級までのレベルがあり、3・4級は家庭生活の役立つ程度、1・2級は職業として充分やっていける程度と認められています。
日常生活の中で和服を着ることは少なくなったものの、日本の伝統美である和服の美しさを後世の人に引き継ぐ意義のある仕事です。
【受験資格】
特に制限は無く、誰でも受験できます。
各都市の職業能力開発協会による和裁技能検定の1・2級の合格者は当検定の相当級における実技Ⅰが免除されます。
1級/実技:外出用あわせ長着(9時間)、部分縫い(4時間)。
筆記:職業としての和裁の常識・裁断図解(1時間30分)。
2級/実技:外出用あわせ長着(7時間30分)、部分縫い(3時間30分)。
筆記:職業としての和裁の常識・裁断図解(1時間30分)。
3級/実技:平常用あわせ長着(6時間30分)、部分縫い(1時間)。
筆記:職業としての和裁の常識・裁断図解(20分)。
4級/実技:平常用浴衣(6時間)、部分縫い・運針(30分)。
筆記:職業としての和裁の常識・裁断図解(20分)。
【おすすめ書籍】
きもののお手入れ&お直し 決定版 ―たたみ方から古よれ着物の再生術まで、まるごと全部わかります。