おいしく安全なお菓子を作る
【資格内容】
製菓衛生師は、食品添加物などの正しい技能を習得し、おいしくて安全なお菓子を作るために資質の向上をめざそうとするものです。
材料の多様化、新技術の導入、食品添加物の増加など、複雑化するお菓子製造業に対応し昭和41年に製菓衛生師法が規定されました。
製菓衛生師の目的は、科学的根拠に基づいた知識(衛生学、食品学、栄養学、衛生法規など)、技能をもって信頼の置ける菓子作り、菓子製造業者の資質の向上と公衆衛生の向上と増進に寄与することであり、試験は厚生労働大臣が定める法規に基づいて各都道府県知事が行います。
この資格がなければ菓子製造が不可能とゆうわけではないが、営業の際、信用を得るためには取得しておく方が有利です。
【受験資格】
①中学校卒業以上の者で食品衛生法に定める菓子製造業に2年以上従事した者。
②中学校卒業後、厚生労働大臣が指定した、製菓衛生師養成施設(全国に82施設ある)で1年以上、製菓衛生師に必要な知識、技能を修得した者。
【おすすめ書籍】
製菓衛生師試験 合格への科目別まとめと問題集