水先人

船長の経歴が必要な、特殊な職業

【資格内容】
船長を補助して、船舶が安全に出入港・航行できるようにする。
【受験資格】
それぞれの級の登録水先人養成施設の課程を修了してから1年以内に、資格要件を有する者で、欠格条項に該当しない者。
水先人の欠格条項
①日本国民で無い者。
②禁固以上の件に処せられ、刑の執行中又は執行猶予期間中の者若しくは、執行又は執行猶予期間終了後5年を経過しない者。
③海技士の免許又は小型船舶操縦士の免許を取り消され、取り消しの日から5年経過しない者。
④船長又は航海士の職務につき業務の期間停止中の者。
⑤船長又は航海士の職務につき三回以上の業務停止を命ぜられ、直近の業務の停止期間が満了した日から5年を経過しない者。
⑥水先人の免許を取り消され、取り消しの日から5年経過していない者。
試験内容
①身体検査
②学術試験
(筆記試験と口述試験を行い、身体検査合格者のみ受検)。
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