日本の象徴、天皇と皇族の身辺を護衛する
【資格内容】
皇宮護衛官は、天皇皇后両陛下や各皇族方のご身辺の護衛と皇居、御所、御用邸などの警備に従事します。
ご身辺で護衛を担当する皇宮護衛官を「側衛官」と呼び、その活動は国内にとどまらず、外国においても、職務に従事します。
また、皇居を訪れる国賓などを護衛するのも皇宮護衛官の仕事です。
青年皇宮護衛官も各種訓練に励み、騎馬やサイドカーで護衛にあたるなど、晴れの舞台で活躍しています。
皇宮警察には警察署に相当する護衛署が四つ設置され、警備に当たっています。
また、御用邸には皇宮護衛官派出所が置かれ、警備にあたっています。
【受験資格】
試験実施年度の4月1日において17歳以上23歳未満の者であること。
なお、次のいずれかに該当する者は不合格となります。
①身長が男子160cm、女子148cmに満たない者。
②体重が男子48㎏、女子41㎏に満たない者。
③色覚に異常のある者(ただし、職務遂行に支障のない程度は差し支えない)。
④矯正眼鏡等の使用の有無を問わず、視力が次のいずれかに該当する者。どちらかの1眼でも0.5に満たない者。両眼で0.8に満たない者。
【おすすめ書籍】
新制警察官皇宮護衛官消防官採用合格受験法 (1955年)