国連職員(国連職員採用競争試験)

国連事務局で各職種に従事する

【資格内容】
国連事務局で働く人数は、世界160か国から集まった局員約1万4,000人です。
その中で、専門的な知識・経験に基づき国連の活動支える「専門職以上の職員」は約5,500人おり、残りが秘書、タイピスト、運転手等、一般事務を担当する「一般職員」です。
勤務する機関には、国連のほか、国連総会により設立された国連の下部機関や専門機関などのさまざまな国際機関がある。
国連職員が働く分野は、国連の日常的な活動の支援を行う行政部門、各種の経済分野の研究・企画を行う経済部門をはじめ、電子情報処理、財務、言語および関連部門など、5部門があります。
専門職/P級職員(プロフェッショナル・レヴェル)と管理職であるD級職員(ディレクター・レヴェル)、各国際機関の事務局長があります。
一般職/GS(ジェネラルスタッフ)といい、各国際機関別の現地採用となります。
【受験資格】
P1・P2レベル/
①日本国籍を有し、試験実施年の12月31日現在32歳以下であること。
②試験対象分野(年によって異なる)で学士号以上の学位を有する者(修士以上の学位を有するか、受験分野での職歴・著作物等があればより望ましい)。
③英語またはフランス語のうち、少なくても1か国語で職務遂行が可能であること(他の国連公用語の知識があればより望ましい)。
試験内容
①書面審査(応募書類に基づく)。
②筆記試験/書面合格者が対象。
教養試験(45分)及び専門試験(3時間45分)。
英語またはフランス語で行われます。
③面接試験/筆記試験合格者が対象。
プレゼンテーション及び面接。英語またはフランス語で実施。
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