電気通信主任技術者試験

電気通信ネットワークの総合監督者

【資格内容】
総合デジタル通信網(ISDN)や有線テレビジョン(CATV)、総合知的通信網(UICN)など高度情報化社会を支えるさまざまなネットワークは、電気通信システムのめざましい発達の中でさらに生活と密着していくことになりそうです。
電気通信事業設備の工事や維持及び運用の監督を行なう電気通信事業者の役割は、ますます増大しています。
監督できる電気通信システムの範囲によって3種類に分かれます。
伝送交換主任技術者/伝送設備、交換設備、無線設備など。
線路主任技術者/通信土木設備、光ファイバーケーブル、海底ケーブルなどです。
【受験資格】
特に制限はなし。
筆記試験(マークシート方式)。
試験科目は以下のとおりです。
①法規
②伝送交換設備及び設備管理(伝送交換主任技術者又は伝送主任技術者(特例試験)の受験者に限る)
③線路設備及び設備管理(線路主任技術者の受験者に限る)
④専門的能力=次の試験種別に対応する専門分野の中から1つ選ぶ。
伝送交換主任技術者/伝送、無線、交換、データ通信、通信電力。
線路主任技術者/通信、線路、通信土木、水底線路。
⑤電気通信システム
なお、一定の資格または実務経験を有する場合には、申請により試験が免除される科目がある(申請に対する審査により科目免除が認められない場合がある)。
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